M&A仲介にあいおいニッセイ同和損保の表明保証保険を無料付保
当社は、あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(代表取締役社長:新納啓介 本社:東京都渋谷区 以下、「あいおいニッセイ同和損保」といいます。)と中堅・中小企業の経営者に安心してM&Aをご検討いただくため、表明保証保険を付帯したM&A仲介サービスを4月1日よりリリースします。
表明保証保険は所定の条件を満たす当社が仲介する全てのM&A案件にお客様の保険料負担なくご加入でき、特別な審査は不要で、付保されます。
本サービスリリースの背景
日本全国で社長の平均年齢高齢化に伴い、企業の後継者不在が問題となっています。
2017年秋に経済産業省と中小企業庁が出した試算によると、2025年70歳以上になる中小企業の経営者は約245万人にも及び、そのうちの約127万人が後継者不在により廃業・倒産の危機にあると予想されています。
実際にこれらの企業が廃業となれば2025年までの累計で約650万人の雇用が失われ、約22兆円ものGDPが消失する可能性があるため、政府もさまざまな対策を講じているのが現状です。当社はM&A及び後継者育成、資金調達など企業存続戦略をサポートすることにより、ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)の達成に貢献したいと考えております。
そのような中、当社とあいおいニッセイ同和損保はより多くの企業が安心してM&Aを実行できる環境を提供するため本サービスを開始しました。
表明保証とは
表明保証とは、契約当事者に関する事実、契約の内容等が真実かつ正確であることを表明し、保証することを指します。
M&Aを実行する際にはデューデリジェンスを通じて譲渡企業の財務や法務等を詳しく調べますが、すべての事実を事前に把握できるとは限りません。最終合意契約で表明保証の条項を含めることで、予期せぬ事態や正確ではない情報を提出していた場合に補償を行うと約束します。
取組内容
売主が譲受企業に対して、例えば、譲渡企業の計算書類は正確であることを表明保証し、万が一その計算書類に誤りがあった場合に譲受企業が補償を受けることで、安心してM&Aを実行できるという枠組みです。具体的には、M&A実行後に簿外債務が発覚し、かつ譲受企業に損害が生じた場合、売主は損害額を補償しなければなりません。
本サービスにより、譲受企業の所定の損失分が保険適用され、あいおいニッセイ同和損保から譲受企業に一定額まで保険金が支払われます。そのため売主と譲受企業は速やかに損失を填補することができると共に、示談等の時間を短縮でき、円滑なPMI(M&A実行後の経営統合プロセス)が期待できます。
補償イメージ
今回あいおいニッセイ同和損保との取組を通じて、当社の人材力・データマッチング・ネットワークを強みとしたM&Aのワンストップサービスを強化し、持続的な企業の発展・存続と雇用の維持、ひいては地域経済の活性化に貢献してまいります。
今後は「M&Aで発生する損失をカバーする損害保険を全M&A案件*に無料付保!安心安全なM&AサービスのパイオニアM&A DX!」をキャッチフレーズに、お客様への一層のサービス向上を図るべく、M&A DX一丸となって努力してまいりますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
*対象は当社が仲介業務を提供するM&A案件です
本件に関するプレスリリース動画
あいおいニッセイ同和損害保険株式会社の概要
会社名: あいおいニッセイ同和損害保険株式会社
本社所在地: 東京都渋谷区恵比寿1-28-1
代表者: 代表取締役社長 新納 啓介
事業内容: 損害保険事業
会社HP: https://www.aioinissaydowa.co.jp/