M&A・相続・事業承継のM&A DX

M&A DXの成功事例

M&A DX performances

従業員が安心して事業を継続するために行ったM&A

会社名 株式会社リリーライフ
事業内容 介護保険法に基づく居宅介護支援事業
介護保険法に基づく訪問介護事業
介護保険法に基づく介護予防・日常生活支援総合事業
障害者総合支援法に基づく居宅介護事業
福祉タクシー(一般乗用旅客運送)事業
在宅介護支援センター(相生市委託)事業
代表者 代表取締役 上田 浩之
所在地 兵庫県たつの市誉田町片吹85番地の5
譲渡会社 株式会社リリーライフ
サービス一覧 介護
エリア 兵庫県

譲受会社 I&H株式会社
サービス一覧 医療
エリア 兵庫県

インタビュー

高齢者や障害者の方々が住み慣れた環境の中、快適で豊かな生活を送れるよう24時間対応型の在宅介護サービスを提供されている株式会社リリーライフ。株式会社リリーライフの代表取締役社長である上田氏と専務である上田氏にM&Aの背景を伺いました。
【インタビュアー:M&A DX 牧田 彰俊】

ご回答頂いた方: 株式会社リリーライフ 代表取締役社長 上田氏、専務 上田氏

2000年(平成12年)10月 リリーライフ相生センター開設
2002年(平成14年)04月 リリーライフ龍野センター開設
2004年(平成16年)09月 リリーライフ福祉タクシー開設
2007年(平成19年)04月 リリーライフ上郡センター開設
2010年(平成22年)09月 有限会社から株式会社に組織変更
2015年(平成27年)10月 リリーライフ在宅介護支援センター開設

  • M&Aを考えたきっかけ
    23年やってきたこの事業をいかに継続していけるかを考えていましたが、コロナ禍になり若手従業員のために安心して事業を継続させていかなければならないと実感いたしました。
    さらに、後継者問題もあり、娘が3人なので会社を継ぐ人がいないというのは本当に大きな問題で悩んでいました。
  • M&Aの目的
    安心して事業を継続させていくことです。
    事業継続計画BCPという策定が今、政府からもいろいろと言われております。そういった中で事業を円満に運営して、何があっても、どんな有事があっても事業を継承していく。
    ただ私ら二人にはやっぱり限界があります。私らの思いをつないでいただく新しい若きリーダー、そういった方々にこの事業を継承してもらいたいという目的がありました。
    さらには在宅介護事業は医療との連携が欠かせません。そういった中で、総合医療を提供しているグループの傘下に入ることで、シナジー効果を発揮できると考えました。
  • 譲受の決め手
    やはりI&H様の社長の人柄です。
    I&H社の岩崎社長は、非常に懐が広く温厚で気さくな方ですね。一目惚れしました。
    考え方も似ていて、従業員・お客様のことを第一に考えているという共通点がありました。
    さらに、岩崎社長がおっしゃった言葉に胸を打たれました。
    岩崎社長は「グループ傘下にはいろいろな事業内容がありますが、介護についてリリーライフはプロ集団です。餅は餅屋。介護分野はプロに任せていく、私はそういう考えです。」というふうにおっしゃって、これに胸を打たれました。
    だからよし任せてください、体力の続く限り精進してまいりますというふうに決め手になりました。
    また。I&H様のような裾野の広い大企業様に抱っこしていただける。そういったことで、やはり非常に安心担保ができたというのも大きいです。
  • M&A実施
  • M&A後の展望
    我々にはまだまだ足りない見識いろいろな経験値がございます。これから裾野の広いI&Hさんのお力を借りながら、私らに残された何年間かは分かりませんけれどもできる限り世のため、人のために頑張っていけたらなと考えております。
    さらにグループの傘下に入れたということで、I&H様からいろいろな情報の提供や力、例えば人材の確保や育成、そういった面におきましてもバックアップしていただけたり、いろいろな角度からの支援があれば心強いです。今後、それをやっぱり期待もしますし、そうあっていただきたいと思っています。
    そういったI&H様のお力をお借りして、ますますこの西播磨地域の在宅介護事業をもっともっと力を入れていきたいと思っています。

    プライベートでは、23年間本当仕事一筋で突っ走ってまいりましたので、家族サービスができたかな、と言いますか。なのでゆっくりできる時間を作りたいと思います。
    仕事もこれまでどおりやりつつ、肩の荷が少し降りた部分を旅行等で楽しみたいと思います。

株式会社リリーライフよりメッセージ

M&Aというお話を聞いた際、M&Aというものが実際どういった実態なのかなというのはなかなかは見えてきませんでした。近くでM&Aの例もあまり聞いていませんので、正直最初は不安がありました。
この事業がどういうふうに継承されていくのか、あるいはもっと違った方向に行ってしまうのではなかろうか、私らの思いとかやってきた23年間がちょっと削られてしまうのか、というような不安が若干ありましたが担当者の話を聞いていく中でそういった不安はもうずっと解消されていきました。
M&Aに対していろんなイメージをお持ちかと思いますが、まずはM&A DXさんにお話を聞いてみてるのが良いと思います。

対談の様子をYouTubeでご覧ください

【成約後インタビュー売主編】
従業員のために安心して継承したい!
売主の本音を語ります